1学期終業式
2023年7月20日 12時30分体育館が改修工事中で使用できないため、本日(20日)、1学期の終業式がテレビ放送で行われました。
はじめに、1,3年生の代表生徒から1学期を振り返っての発表があり、続いて校長先生から式辞が述べられました。
終業式での校長先生からの式辞を紹介します。
1学期を振り返り、発表してくれた1年生と3年生のみなさん、ありがとうございました。1学期の反省、学習や部活動についてしっかり考えて振り返ることができていました。そして、夏休みの過ごし方など、真剣に考え本当に素晴らし発表でした。
さて、4月10日に始まった1学期が終わろうとしています。
5月に、新型コロナ感染症の分類が5類相当になり、修学旅行や宿泊研修、松山市総体など、コロナ以前の学校生活へを取り戻すことができました。みなさんにとって、どんな1学期だったでしょうか。
始業式で、「自分自身を改めて見つめ直し、夢や目標を立て、この1年間、その夢や目標に向かって一生懸命努力し、充実した1年にしてほしい」と話しました。
学年が新しくなった1学期はどうでしたか、充実した1学期になりましたか。
1年生は、部活動が始まりました。また、宿泊研修や期末テストを経験し、中学校生活にも慣れてきたと思います。
2年生は、ほとんどの部活動が2年生が中心となって活動し始めたことで、リーダーとしての自覚が芽生えてきた頃だと思います。
3年生は、夏休みには、高等学校の学校見学会や体験入学が行われます。いよいよ進路に真剣に向き合うときになりました。
4月の自分に比べて、成長した自分になっていますか。この夏休みは是非、自分をアップデートさせてください。
では、どのようにアップデートさせればいいでしょうか。
まず、最初に自分自身を分析してほしい、自分を見つめてほしいと思います。そして気づいてほしいのです。最初は「気づく」です。
そして、「考える」です。どうすればその気づいたことを克服、成長させることができるのか、考えるのです。
次が大切です、その考えたことを「実行する」のです。考えるだけでは成長しません。しっかりと実行することが肝心です。計画を立てて実行するのです。怠け心を持った自分との戦いですね。自分の弱い心に負けることなく頑張って欲しいと思っています。
部活動について・・、勉強について・・、家の手伝い・・、まだ、他にもありますね。
「気づき、考え、実行する」ことが大切です。最低限の宿題をすることや部活動にただ単に参加するだけでは、成長しない、アップデートしないことには皆さんは気がついていると思います。
夏休み中、ゲームに熱中してクーラーのきいた部屋でダラダラするのではなく、計画を立て、規則正しい生活を過ごしましょう。また、「家族の一員として家の手伝い」や「普段できないことへの挑戦」などもぜひしてみてください。
余談になりますが、今年の夏休みには、「君の夢 四国の蒼空で 咲きほこれ」をスローガンに全国中学校体育大会が四国四県で開催されます。愛媛県では、陸上競技、剣道、バレーボール、ソフトテニス、新体操の5競技が開催され、南中学校の先生方や部活動生が競技役員・補助員として活躍されます。県総体、四国総体へ出場する選手の皆さんには、全国大会出場を目指して頑張ってほしいと思いますが、競技役員や補助員として参加される先生方や生徒の皆さんも全国大会成功に向けて頑張ってほしいと思います。各地区の予選を勝ち上がったチームや選手が四国に集います。8月17日~25日の期間になりますが、思い出の一つに必ずなると思います。観戦は無料ですので、会場に行くことが可能な生徒の皆さんは、ぜひ、応援や観戦をしてみてください。
話を戻します。最後に一つお願いがあります。いつも言っていますが、命より大切なものはありません。自分の命を大切にし、充実した夏休みになることを期待しています。
それでは、9月1日笑顔で再会しましょう。アップデートした君たちに会うことをとても楽しみにしています。
修業式に続いて、ALTの先生から離任のあいさつが行われ、最後に生徒指導担当の先生から、夏休みの生活についての注意点などのお話がありました。
各教室では、真剣な態度で終業式に参加する生徒の姿が見られました。
その後、1学期最後の学級活動の時間では、学級担任の先生から一人一人に声掛けをしながら通信簿が渡されていたり、夏休みの予定の最終確認をしたりする様子が見られました。
明日からの約40日にわたる夏休みを、一人一人が充実したものにし、9月にはまた元気な姿を見せてほしいと思います。